フードロス問題について
世界の人口は数年内に80億人を突破すると言われており、2080年代には100億人を超えるとまで言われています。そんな中、約9人に1人が飢えに苦しんでおり、必要な食事をとる事が出来ないまま生活をしています。
そんな食料を必要とする人々へ、世界中から食料の支援が行われその量はなんと年間約420万トン(※2020年度)と言われています。しかしながら、その世界中から集まる食料支援量を超えるのが、日本で発生している食品ロスです。モノに溢れた日本では『食』が安価に手に入る様にもなり、食べ物を捨てる行為も日々当たり前になってしまっている現実があります。
かつ、世界の食料廃棄量は年間約13億トンで、人の消費のために生産された食料のおおよそ3分の1を廃棄していると言われています。
我々は一体何のために『食べ物』を生産しているのでしょうか?日本の様な先進国では日々多くの食料が生産・消費されていますが、すべて消費されるわけではなく、廃棄食材となってしまう食材が多い事実があります。途上国では食料が不足、先進国では過剰な食品が廃棄されている問題が、「フードロス問題(食品ロス問題」です。
フードロスをゼロにする事は難しいかもしれませんが、少しでも減らすことは可能だとseaside kitchen(シーサイドキッチン)は考えています。
参照URL:国際連合広報センター 2022.8
フードロス問題の現実
フードロスは年間約522万トン
実際、この日本でも年間約522万トン(2020年推計値)とも言われ、日本人一人当たりの食品ロスはなんと1年間で約40㎏とも言われています。(お茶碗一杯分のご飯を毎日捨てている量とほぼ同じです)
そして食品ロスの原因は、事業系食品ロスと家庭系食品ロスの二つに分けられますが、seaside kitchen(シーサイドキッチン)では事業計食品ロスをゼロにし、フードロス問題解決へ向け、少しでも貢献したいという思いで誕生しました。
参照URL:農林水産省 - 食品ロスとは?
捨ててしまう食材=1位野菜
普段、捨ててしまいがちな食品・食材で最も多いのがなんと『野菜』。半数以上の人が野菜が最も捨ててしまいがちな野菜と回答しており、食品ロスの大きな要因の一つとなっています。
野菜の中でも、1位キャベツ(7.6%)、2位きゅうり(6.9%)、3位もやし(4.9%)と、普段よく購入する野菜が頻繁に捨てられている事が分かります。
参照URL:ハウス食品 - 食品ロスに関するアンケート 2022.6
高まるフードロスへの関心
SDGsや食品ロス(廃棄食材・フードロス)問題等が注目される様になり、食品ロスは多くの人の関心を集める様になりました。我々seaside kitchen(シーサイドキッチン)も、製造過程での食品ロスゼロを目指し、農家の方達が丹精込めて育てた野菜を一切無駄にしておりません。
豊かな日本では、食品に溢れ、安く食品を購入する事ができ、消費大国ではありますが、今日食べるモノすら無い国に暮らす人もいます。
"no more foodloss"な世界は、行動一つで実現出来る未来だと我々は考えています。
参照URL:兵庫県 - 2022年度県民モニターアンケート
今から出来るフードロス対策
一人一人が日々の『食事』にちょっとした行動をする事で、フードロス問題への対策が出来ます。
廃棄食材を全てなくす事は出来ないかもしれません。でもフードロスを減らす事は出来るはず。
今日から出来るフードロス対策例:
・冷蔵庫ある食材を把握
・必要な分だけ買って食べきる・適切に保存する
・食材を上手に使い切る・期限表示を賢く活用
フードロス問題への具体的な取り組み
#01 淡路島産廃棄野菜のみ使用
seaside kitchen(シーサイドキッチン)で販売している犬用おやつは、全て国産である淡路島産、かつ廃棄食材になってしまう野菜のみを仕入れて乾燥野菜にしています。
淡路島に暮らすの生産者の方達が時間をかけて作った野菜を無駄にする事なく、犬の健康に繋がる様なヘルシーで安全な犬用おやつへ作り変えています。
#02 野菜の不可食部は全て肥料へ還元
乾燥野菜の製造過程で、どうしても犬が食べる事が出来ない部分がありますが、不可食部は全て生ごみ処理機にて畑で使える肥料へ還元しています。
そんな肥料は、淡路島内の学校や施設等へ無料で配布する事で、新たな野菜や果物、植物の成長に繋がっており、seaside kitchen(シーサイドキッチン)では循環型ビジネスを展開しています。
#03 SDGsへの取り組み
seaside kitchen(シーサイドキッチン)では、 社会貢献・地域貢献・環境保護の3点を軸に事業を展開しております。上記3点に該当しないサービスの展開はせず、事業展開の上でSDGsへの取組みも積極的に行っております。
淡路島という自然に囲まれた場所だからこそ、この美しい自然を可能な限り守っていければと考えています。
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