規格外野菜とは?

日本全国で日々発生している店頭に並ばない規格外野菜や果物達は、安価で加工食品に使われたり、農家の方達がご近所へ配ったりしていますが、それ以外は廃棄したり、畑へ還す事も少なくありません。食べたら味は全く同じなのに、見た目が違うだけで店頭に並ばない規格外野菜を犬用のフードへ変え、新たなサービスとして開始したのが、seaside kitchen(シーサイドキッチン)です。

日々、スーパー等で並んでいる綺麗な形や色をした野菜達は、実は農家の方達が『規格』に合わせて生産し、結果的に『規格』内に収まって収穫された野菜や果物達です。しかしその反面規格外となった野菜達はどうなり、どの程度規格外野菜は発生しているのでしょうか?

#nomorefoodlossな未来へ

about imperfect vegetables

規格外野菜に関する3つのポイント

  • #01 野菜に規格を設ける理由とは?

    そもそも野菜に規格を設けている理由は、野菜のサイズを統一化する事で流通の際、段ボールへの箱詰めを効率化する事ができ、同じ大きさにすることで販売金額も統一化出来るメリットがあります。

    そのため野菜や果物に規格を設ける事は、スーパー等で販売する際の効率化へ繋がります。規格を設ける事で我々がスーパーや販売店で同じ野菜を低価格で購入出来る仕組みに繋がっています。

  • #02 規格外野菜の割合は?

    その年の天候等によって販売出来る野菜と規格外野菜の割合は変わりますが、野菜農家の方達に聞くと全体の2割~3割程度が規格外野菜になる事が多い様です。

    実際、農林水産省のデータによると秋冬野菜の収穫量が290.2万トンであったのに対し、実際の出荷量は237.1万トンとなっているため、全体の約2割の53.1万トンは出荷されていない事が分かります。海外では、すでに数多くの規格外野菜を販売するサービスが登場していますが、日本ではまだまだ規格外野菜に関しての認知が少なく、そもそも規格外野菜を購入する場所やサービスが少ない現状があります。

    参照URL:農林水産省 - 2021.8.31

  • #03 規格外野菜がもたらす問題とは?

    実は規格外野菜を含む食料を廃棄する事が、結果的に地球温暖化に繋がると言われています。アメリカの環境保護活動家でもあるポール・ホーケン著の『ドローダウン 地球温暖化を逆転させる100の方法(DRAWDOWN)』によると、なんと食料廃棄自体が人間活動に由来する温室効果ガス排出量合計の約8%にもなっているのです。

    2023年7月に国連事務総長が、『地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した』と世界へ警告した程、フードロスを減らす事は地球温暖化等の環境問題に大きな貢献が出来るアクションの一つです。

seaside kitchen Imperfect Vegetables

シーサイドキッチンの規格外野菜活用例

  • ワンちゃん用の乾燥野菜として販売

    淡路島で収穫された規格外野菜や廃棄野菜を、愛犬にとってヘルシーなおやつへと新たな命を吹き込み、seaside kitchen(シーサイドキッチン)として日本全国へ販売するサービスを開始。

    淡路島では年間を通して様々な野菜が収穫され、季節毎に違った季節野菜をワンちゃんも楽しめ、普段のおやつやご飯のお供として活用いただけます。

  • 規格外野菜ボックスとしてオンライン販売

    淡路島の農家の方達の多くは、優品と呼ばれる形や大きさが規格内のお野菜はすでに契約している卸業者やスーパーへ販売しています。

    収穫されたお野菜の中で規格外野菜だけを直接買い取り、季節の規格外野菜を詰めた規格外野菜ボックスの販売サイトを運営し、オンラインで日本全国へ販売する、seaside grocery(シーサイドグロサリー)を展開中。

    >> seaside grocery(シーサイドグロサリー)はコチラ

  • キャッシュレス無人販売所をオープン

    より多くの淡路島産不揃い野菜を消費へ繋げるべく、2024年10月に淡路島西海岸沿いに完全キャッシュレス&セルフレジの無人販売所をオープンしました!

    規格外野菜を実際に目で見て購入いただけるお店となっていますので、是非淡路島観光の際にはお立ちよりください。
    ※現金でのお支払いは出来ません

    >> 規格外野菜無人販売所についてはコチラ

  • 兵庫県内のこども食堂へ無償提供

    淡路島の農家の方から無償でこども食堂向けに規格外野菜をいただいたり、seaside kitchen(シーサイドキッチン)をご利用いただいた方からのチップを使いこども食堂への寄付へと繋げています。

    VEGGIE for KIDS プロジェクトとして、兵庫県内のこども食堂と連携しながら、子供達の『食』や『食育』へ繋げる活動をしています。

    >> VEGGIE for KIDS プロジェクトはコチラ

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